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我流野良スキーヤーのバッジテスト攻略~SAJ2級検定「シュテムターン」~

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我流野良スキーヤーである私が、SAJスキー検定2級の種目である「シュテムターン」の攻略を書いていこうと思います。「スキースクールで言われることって難しくてわからないのグスン!」っていう人に良い薬になればと思っています。

 

ここに書くことは、たぶんポジションが悪い人にはできません。スキーのポジションについては以下の記事で書いていますので、一読しておくことをお勧めします。

 

brobroski.hatenablog.com

 

シュテムターンとは、ターン前に足を開いてプルークスタンスにして、そのスタンスでターンを行い、徐々にパラレルターンに戻していく手法の事です。

 

検定とは関係ないですが、山スキー等でとても役に立ちます。

 

この種目は、パラレルターンができない人をパラレルターンに導く役割のバリトレ(バリエーショントレーニングの略)のひとつだと思われていることが多いと思います。

 

が、他種目がパラレルターンだという事から、2級にこの種目があるのは、別の目的があるに違いないと気付かなければなりませんね。このパラレルへの導入のバリトレと同じシュテムターンだと思っていると痛い目に遭いそうです。

 

さてこのシュテムターン、苗場スキースクールのブログに掲載されている種目別合格点獲得率は、3種目中2番目です。大回りより65点出しにくいんですよ。まずそこを認識してくださいね。

 

naebass.jp

なんか私が検定を受けた2014~15シーズンよりも2015~16シーズンの方が2級も1級も圧倒的に合格率あがってるのがムカつきますが、私は苗場で受けてないので、他のスキー場ではどうかわかりません。

 

さて、このデータ見ると、パラレルで大回りできる人がシュテムターンを落とすことがある、ということを示していますね。ここからも明らかなように、2級のシュテムターンは「パラレルターンができるようになるための導入」としてのシュテムターンではありません。

 

2級でシュテムターンをする理由、それは「1級レベルの、谷回りの長い大回りへの導入」であろうと思います(我流スキーヤーの勝手な解釈です)

 

そういう観点でやるべきことを考えていくと、この種目の攻略法が見えてきます。

 

 目次

 

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まずは用語理解とシュテムターンの目的分析

 

さて、上に貼ったポジションに関する記事で説明はしましたが、シュテムターンのためのニュートラルについても話しておきましょう。

 

まず、シュテムターンを含む大回り系の種目は下の図ような要素で構成されます。谷回りや山回り等それぞれの長さ、ターン弧の大きさについては適当に書いていますのでそんなに気にせず、言葉を憶えてください。この図に出てくる言葉は全部覚えておいてくださいね。

 

f:id:brobroski:20161213153720j:plain

 

何もないところは「次の動作の準備時間」だと思ってください。ここで話が少し戻りますが、2級のシュテムターンは「谷回りの長い大回りターンの導入だと推測される」といいましたね。

 

だとすると、2級にシュテムターンの種目がある目的というのは、「今後のために谷回りの部分をプルークスタンスで練習させておく」ことだと勝手に解釈できますね。

 

なので図をちょっと書き替えて何をするかを見て行きましょう。

f:id:brobroski:20161213154626j:plain

 

目的を分析して、やるべき動作を考えた結果、見ての通り、「谷回りの部分で外足を開きだして」「外足に受ける抵抗を感じながら」ターンマックスに向かい、「山回りはパラレルで滑る」といえそうです。

 

こんなイメージを持って2級シュテムターンには取り組みましょう。

 

 

ニュートラルの重要性

 

さて、上の項目で書いた図の中で「足を開く」の前に「ニュートラル」が存在していますね。

 

ニュートラルというのは、斜面に垂直に立って、両スキーの両エッジが立っていない状態のことです。当ブログのマスコットのブロブロ君にご登場願って見てみましょう。

 

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両スキーの両エッジが立っていない状態とは、こんなんです。(棒立ちに見えますが、絵心がないせいです。ポジション作ってると思ってください。)

 

スキーのエッジが立っている状態で、足を上げたらどうなりますか?

 

やってみたらわかりますが、バランスを崩しますね。ですから、シュテムターンで次のターンの外足を開き出すためには、その前にこのニュートラルを作る必要があります。(山足上げるだけだったら谷足はエッジングしててもできますが、それをやると体が山側に逃げてしまってカッコワルイです)

 

 

足は上げて開き出す

さて、では、ニュートラルから脚を開き出す動作を攻略していきましょう。私が種目を雑誌で調べたときは、「摺り足で開脚するのはNG」とされていましたので、足を上げなければなりません。

 

これはなぜかと言うと、「足を上げられる」という事はバランスが取れている証明になるからだろうと思います。検定員はみんな下から見ていますから、そういうのも指標にして見ているわけですね。

 

さて、ニュートラルから足を上げるときにも注意が必要です。2013~14シーズンから、SAJ教育本部は「外向・外傾」に舵を切りなおしました。

 

ですから、この「検定」のスキーの中で「内倒」というのはNGになったんです。一瞬の動作なんですが、足を上げる時にも内倒はしないようにすべきです。膝を曲げて、身体の角度を「斜面に垂直」に保ったまま足を上げましょう。図にしておきます。

 

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この図は雑ですが何かうまく言いたいことが説明できています。(よね?)何度も言いますがこの動作は一瞬で終わります、この足をプルークスタンスですぐ着くことになりますから。でも内倒はNGと肝に銘じておいてください。

 

身体感覚としては、「山足の体重を抜く」という感じです。足を着いて開脚が完了したときの格好は、こんな感じだと思ってください。

 

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なんか後傾に見えるのは絵心がないからです、ポジションはポジションの記事見てください、すみません。

 

解説する点がいくつかあります。この足を上げて着く動作と同時に、手を少し持ち上げてストックを構えます。

 

これを開脚と同時に行うのは、(一応、足を上げることの反作用で内倒するのを緩和する目的はあると思われますが)動作を大きく見せるためだと思ってください。検定は「演技」ですからね。動作が見えなければいけません。

 

そして体の角度。これは膝を曲げて足が落ちるのに合わせて、少し「外傾」します。ここはとても重要ですよ。これを検定でみられているんですからね。

 

あとこの姿勢になった時意識するのは、開き出した外足の「足の裏の内側に乗っかるイメージ」です。これをすることで、さっき言った「谷回りで受ける外力」を感じ取ることができます。そうなると、開き出した足は重く、次のターンで内側になる足は軽く感じるはずです。

 

そしてこの姿勢で出来た、「外足の付け根(股関節のことです)の外側への折れ曲がり」を強く意識してください。折れ曲がってる!って感じといてください。

 

図に書き込むとこういうことです。青矢印が滑る方向ですね。

 

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意識するところ、注意してくださいね。もう一度言いますが、ストックは開脚と同時に構えるんですよ。

 

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ターンマックスでの姿勢

 

外足に乗っかるイメージを持って外足をプルークスタンスに開脚すると、その抵抗で勝手に下に向かって曲がり始めるはずです。そしてこの時、内足が軽いはずなのでそれを感じてください。感じたら、構えたストックを突いて、軽い内足を引き寄せながらターンマックスに向かいます。

 

ターンマックスくらいで足を閉じきってしまう意識でいきましょう。ただし、このときは持ち上げて踏みかえてはいけませんよ、徐々にです。

 

そしてこの時、足を開き出した時にできた「外傾」つまり足の付け根の外側への折れ曲がりを維持したまま内足を引き寄せることを猛烈に意識してください。「折れ曲がってるぞ!」とアピールしてください。大袈裟になっても構いません。ここの姿勢が内倒だと合格点は出ませんよ

 

ターンマックスの姿勢は下の図の左のブロブロ君のような感じになったらいいと思います。右は内倒です。

 

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シュテムターンは谷回りからターンマックスまではとにかく「外傾!外傾!」と唱えながらスキーしてください。

 

山回りを見せてまとめる

 

さて、上のターンマックスでの外傾姿勢をバシッと見せたら勝ったも同然なんですが、他にやってはいけないことや注意点も書いておきます。

 

まず、丸い弧を意識してターンしてください。クルン!と曲がってしまうと美しくありません。ターンマックスまでが最も重要なのに変わりはありませんが、山回りに粘りがないのも減点要因になります。

 

とくに、このクルンと曲がってしまうパターンの人に多いのが、行きたい方向に上半身をオリャッとひねってしまう行為です。これを出したら谷回り部分のシュテムがいかに美しくても多分ダメですよ。

 

山回りに入っても、腰や肩を「正対」よりも内側に向ける「内向」はしない事です。やるとしても、せいぜい「外の腕のひじを曲げて拳を体の前に持ってくる」くらいでいいんじゃないですかね。肩までまわしちゃいけません。

 

いったんここまでまとめます。図に書いたので見てください。

 

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次に、真上から見た腰や肩の向きについても簡略化して図にしたので、それも見てみてください。脚は敢えて描いていません。

 

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うん、わかりにくい図ですね、残念です。言いたいことは、足を開き出した瞬間から、外傾だけではなく外向も少し作る、ということです。山回りに入ったら、戻してかまいません。

 

リズムに乗ってやってみよう

 

さて、ブロブロ君は動画化できませんので、リズムについて言葉で説明しておきましょう。

 

フッ:ニュートラルになる音

パッ:開脚+ストックを構える音

トン:ストックを突く音

シュー:ターンする音

 

としましょう。そうするとシュテムターンのリズムは、

 

フッ・・パッ、トン、シューゥゥゥゥゥゥ→繰り返し

 

っていう感じです。もうわけがわからなくなってきましたが、このリズムを文字で見た後、youtubeにでも行って検定の動画を探し、前走の動画を見て、「フッ・・パッ、トン、シューゥゥゥゥゥ」とアワセて口ずさみましょう。これでシュテムターンは完成するはずです!はずです!

 

シュテムターンは以上です!(執筆者は我流スキーヤーです、指導員資格はありません)

 

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