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ブロブロスキーのブログ

スキーと釣りが趣味の院卒の30代オッサンのブログ。気まま、手軽、あるがまま

働く目的・志望動機が「成長」って、じゃあ成長するのは何のため?

生き方

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よく出会いますよね、「成長が目的」の人。「仕事を通して成長」、「この経験から成長」、「成長のために旅行」…

 

日本だけかどうか知りませんが現代日本では、「人間は、一生懸命頑張って、苦労し、成長し続けて立派になる」ことが美徳になっていますね。

 

では、仕事を通して成長してその組織で偉くなって、苦悩を乗り越え、その経験で成長し、役員になって70歳まで働きあげ、その経験でも成長し、退職したとしましょう。

 

立派な家で有り余る金を使って暇を潰す老人がそこにはいるわけですが、成長したその先は?何のために成長したの?海外旅行でも行って、もっと「成長」しますか?その先は?

 

まぁこの場合は、目的が出世で、「出世のために成長」をくりかえし、その目的を達成し続け、老後のお金をたくさんとわずかな時間を手に入れたなら、その人はこれで終わりでも(出世するのが幸せだったのなら)それでハッピーかもしれませんね。

 

他人に「苦労して成長せよ」と言い続ける、壊れたスピーカーみたいになったら周りが困りますけど。

 

で。この人は、同じくらい金を持っているボンボンが好きな事をして(好きな事をするのは悪いことではない!)、リラックスして(リラックスするのも悪いことではない!)、70歳になった姿と、何か根本的に違うんでしょうか?苦労して成長したから、人種が違うんでしょうか?

 

そもそも、好きな事してリラックスしてた方の人は成長していないのか?もっと言えば、貧乏な、カネとモノを積み上げてない人は、成長していないのか?成長はし続けたほうがいい?何のために?その先は?

 

成長のために70まで頑張って、退職して、当日とか翌日死ぬかもしれませんよね。現在頑張って成長中の現役の役員や管理職、従業員が死ぬこともあります。(ネガティブ思考じゃないですよ、コントロールできないことはあるという例えです)

 

コントロールできない事を前にして、過去の「苦労」と「成長」は何かしてくれますか?

 

さて、この話題は、以下の記事で話が脱線したときに熱く語りそうになってやめといた話題です。

 

 

brobroski.hatenablog.com

 

人間は、いつ「満足」して「幸せ」になったらいいんでしょうか。

 

 

 

目次

 

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誰が「成長し続けなければならない」と決めたのか

 

日本には「無宗教」を自称する人が多く、それを誇っている人もたくさんいますよね。どうやら、何か教えに従っているわけではなさそうです。

 

では、「成長を遂げるべき」「成長するために生きる」的な思想はどこからきているのでしょう。

 

上に貼った過去記事にヒントがあったりします。この思想の目的は、「自己否定をさせること」です。なんだって自己否定の話になるんだとお思いかもしれませんが、つまりこういうことです。

 

「成長し続けなければならない」→「今のあなたではダメ」

 

貼った過去記事に書きましたが、他人に自己否定を促す行為の目的は何でしょう?

 

そう、洗脳ですね。

 

自己否定をさせられて、不安になったあなたに、新しい考えを上書きする。手足のように動かすために。

 

誰がそんなことを?

 

もうお分かりでしょう。あなたが所属している、その組織ですよ。

 

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目的は育てることではない

 

成長を目的にしなくても、人間は成長します。仕事をこなしていれば仕事に慣れて行きます。むしろ、好きな事の方がみんな得意な場合が多いんではないですか?嫌な事を率先してやるより成長するのでは?

 

組織の言う「成長のため」は、みんながやりたがらないことをあなたにやらせるための詭弁だったり、「その組織」でしか通用しない人間にして組織に依存させて縛り付けるための詭弁だったりするんですよ。

 

「成長のため」といって「必ず○年以内に異動」がルール化されている会社もありますよね。あれはスペシャリストにしないための工作です。スペシャリストにしたら自分で稼げるようになって、優秀な順に従業員が会社を去ってしまいますから。

 

「マイホームを購入した瞬間に転勤させられる」ってよく聞くでしょう。あれは運が悪いんじゃないですよ。狙ってやっています。(人権侵害もいいとこですよね!)

 

ローン組んだり、子供が生まれたり。組織への依存度が増す瞬間を、虎視眈々と狙われているんです。もしあなたが、組織に必要不可欠な人材なら、「あ、じゃあ辞めます」って言ったらこの話はなくなりますよ。大企業でもね。

 

研究職時代の私の師匠は、子供が生まれた瞬間に異動を言い渡されて、その際に退職を申し出て、引き止めのために倍の給料と転勤なしの昇進を提示されていましたが、その引き止め工作の内容に呆れて退職してアメリカの大学の研究者になりました。

 

その時に会社から言われていたことを私に話してくれましたが、「通用するかどうかわからない系の話」「大学の研究者になろうとして失敗した過去の例の話」だそうです。

 

また洗脳しようとしてたのですよ。「お前は通用しない」「お前は優秀だからウチに残れ」って矛盾したメッセージを発してね。こういうのを「ダブルバインド」といいます。これも洗脳の手法です。

 

話が脱線しましたね。組織の「常に成長せよ」に従うと、むしろ能力の成長は妨げられ、組織への依存が強まるだけだという事です。

 

あ、私がこの会社辞める時も一応引き止めてくれましたよ!ちょっとだけど(笑)

 

 

「今」を生きる。満足していいし幸せも感じていい

 

成長しすぎて後戻り出来なくなったエリートの方々はこの記事読んでてムカついたかもしれません。

 

私はその生き方を否定しませんよ。尊敬します。私ができなくてドロップアウトした事ですから。

 

でも、考え方を変えて、現状に満足して、幸福を感じながら、成長していってもいいんですよ?満足と幸福を目的にして、です。

 

なぜ、成長を目的にするのですか?未来のため?その未来もまた「成長のため」に生きるのですか?

 

あなたにとって「今」は何のためにあるのでしょう。未来のためと言っているうちに、あなたは老いていき、いずれ死にますよね。

 

人間は「今」以外を生きることはできませんよ。